さわやか流の死

またひとつ昭和の光が消えた。
将棋界というより勝負の世界で独特の存在感を示していた、米長邦雄元名人である。
ガンに侵されていたようで、本人は自らの死を何手も前から読みきっていたに違いない。
それにしても69歳とは早すぎる。
米長さんとは何度かお会いしたことがある。
東京では「西武新春将棋大会」、関西では神戸での新春将棋大会などを企画・プロデュースしたことから、将棋連盟での打ち合わせはもちろん、ゲストとして来ていただいたこともあった。何度かお会いするうち、その人間力に惹かれるようになったのは事実だ。
将棋界では「泥沼流」と評されたが、生き方はまさしく「さわやか流」だった。
小生のヘボ将棋を見てくれて、「スジは悪くない」と言った時の何ともいえない笑顔は忘れられない。
安らかに。
合掌。
画像

干し柿に思う

縁に吊るしてあった干し柿をちょいとつまんでみたら、かなり甘ァ~い。
渋柿の皮を剥いて干しておくと、果肉の表面が堅く分厚くなって、空気が実の中に入らず柿は呼吸ができなくなってアセトアルデヒトが発生して甘くなるんだといいます。
もうずいぶん前になりますが、小さな果物や食材をそのまま型起こしし、FRPで固めて仕上げるという遊びをやった時期がありました。そのワザは、仏像など重要文化財の修復をされていた三原帯水先生に教えてもらったのです。千葉の工房へ数日押しかけたのを思い出します。
型さえできれば量産できるので、一部はキーホルダーやペンダントにして販売したことも。
その作品の中に「干し柿」もありました。
懐かしい作品たち。
また造ってみようかな。
画像

西郷どん

今年の同窓会に浅井くんは顔を見せなかったが、どうやら長期の撮影に入っていて抜け出せないということだった。
新春の時代劇に出演するという話は聞いていたが、なんと正月2日、夕方5時から放送される7時間のワイド時代劇だという。
ジェームス三木の手になる「白虎隊~敗れざる者たち」。
この主人公、会津藩家老・西郷頼母役が浅井くん(北大路欣也)。
ちなみにその妻千恵子は黒木瞳が演じている。
あの白虎隊。
亡き母が筑前琵琶を抱えて語っていたのを思い出す。
新年といっても来月2日、おとそ気分で7時間、テレビの前に座れるだろうか。
しかし久しぶりに重厚な時代劇、楽しみだ。
「西郷」違いだが、今日は薩摩の隆盛が生まれた日(185年前)。
そしてそして、何よりも愛する妹の誕生日である。
画像

よおっ!中村屋!

57歳で逝くとはあまりにも早い。
中村勘三郎の死はなんとも惜しまれます。
あの飄々とした持ち味は父親譲りといえるでしょうが、歌舞伎という些か堅苦しい芸の世界を、広く大衆のものに近ずけようとした功績、努力には拍手を贈りたいと思います。
多くの反対を押し切って敢行した平成中村座のニューヨーク公演も大成功でしたし、野田秀樹など現代劇の作家・演出家と組んだ芝居も新鮮で好評を博しました。
大阪公演の際など頻繁に顔を出していた、歌舞伎役者連の隠れ家的スナックが心斎橋にありますが、ここで勘三郎と数回会う機会を得ました。
私が中学高校の先輩だと知ると、あの笑顔で実に懐こく話しかけてきてくれたのを昨日のように思い出します。
アグレッシブに走り続けた勘三郎。
大向こうから声をかけてやりましょう!
「よおっ!中村屋!ゆっくりお休み!」
画像

望年会

12月の声を聞いていきなりの忘年会。大阪は江戸堀にある「もろぐち亭」。
毎年恒例の諸口あきら兄いを囲む集い、彼はこの年末の集まりは絶対「望年会」だと主張するのです。
諸兄ぃもずいぶん年を重ねましたが、この夜も仲間たちとライブ、辛口の語りも好調で元気元気。誕生日を迎えた私もおちおち老け込めないと痛感させられた次第です。
参加者約20名、懐かしい人にも会え、わいわいやりながら時間が経つのを忘れました。
来年に希望を託しましょう。
画像

師走へ!

「昼のいこい」の後しばらくして、NHKラジオから流れてきたのは「党首討論」の中継。
各党紹介だけでもう聴く気にもなれず、クラシックのCDに切り替えてほっとひと息つきました。
「国民の生活が~」ではなく、「議員の生活が第一」という鉄面皮の方々のように思えてなりません。
いったいいくつの党があるんでしょう?
これぞ「徒党を組む」というやつでしょう。
拾い集めたどんぐりが語りかけてきました。
「私たちの背比べみたいね~」と。
明日から師走。
師も走ると書きますが、タスキ掛けの「センセ候補」たちが、右往左往走り回るわけですね。
鬱陶しい年の瀬にはしたくありませんが、やはりこの国のことを考えてしまいますね。
画像

愛ちゃん、1歳!

今日はわが家の愛犬・あいちゃんの誕生日。1歳になりました。
ミニチュア・シュナウザー特有の個性的な眉毛にふさふさのヒゲのため、「この子はまだ1歳になってません」というと皆さん一様にびっくり!生まれつき年寄り顔?なのです。
でも性格はいたって明るく人なつこく友好的、動きは機敏で賢い犬です。(親バカの感想?)
当初は猫屋敷に来てどうなるかと心配でしたが、今や7匹の猫たちともすっかり仲良し、寝食を共にしています。
わが家のアイドル、癒しの天使といってもいいでしょう。
今夜は好物のササミを炊いて、誕生祝いをしてやりましょう。
画像

いい風呂の日

先の22日「いい夫婦の日」というのがありましたが、今日は26日で「いい風呂の日」。
11月は毎日が「いい~の日」。いいですね。
となると明日は「いいフナの日」で、28日は「いい庭の日」、29日は「いい肉の日」ということにできます。
まぁそれは置いといて、「いい風呂の日」ってどういうことでしょう?
温泉もあればジェットバスもあるし、その昔トルコ風呂なんていうのもありました。
まぁ「ひとりゆったり、心ゆくまでリラックスできる入浴」~そんなお風呂ということにしておきましょう。
詳しいことは、お風呂アドバイザー・おかきたまりさんに聞いてみましょう。
久しくお会いしてないなぁ。
まりさんの「洗いの殿堂」はリンクしてますので、ぜひご覧ください。
画像

小雪

「喪中につき年初のご挨拶は~」という葉書もすでに数枚頂戴している。
その中に、電通におられた宮川龍太郎さんが亡くなられたという知らせには驚いた。大先輩だが、近鉄劇場の総支配人に転じ、その後も上方文化の発展に元気に取り組んでおられたのに~。いろいろな企画でご一緒させて頂いたが、いつもにこやかな紳士で洒脱な人だった。せめて最後のご挨拶だけはしておきたかった。
ショッピングセンターをはじめ巷ではお定まりのBGM、クリスマスソングが賑やかに響くこの季節、なんとなく気ぜわしく追いまくられているような気分にさせられる。今年はさらに2週間もすれば総選挙の公示、街宣車のスピーカーから連呼のワメキ声がはじけだし、騒然たる年の瀬になることは間違いない。
いやはや、愛犬や猫たちとともに籠もるしかない。
今日は小雪(しょうせつ)。紅葉した葉がはらはらと舞い落ち始め、所によっては雪もちらほら~という季節を言い表しているのだが、明日からの3連休はまさしく寒さ厳しく、日本海側では雪もありうるらしい。
小雪~「こゆき」と読むとわが家で一番気が強い八ちゃん猫のコユキちゃん。
8年前に一緒に生まれたお兄ちゃん、黒猫セピアとは大の仲良し。
まるで夫婦みたい。
今日は「いい夫婦の日」。
画像


語源は動物?

秋たけなわの紅葉狩りもどうやら先の土日で終わり、木枯らしとともに色づいた葉がまき散らされる季節がやってきた。
ところで~。
イチョウ(銀杏)とカエデ(楓)の語源だが、いずれもある動物が関係しているらしい。
イチョウは「鴨脚」、中国語でイーチャオと読み、葉の形がアヒルの脚に似ており、
カエデは「蛙手」、手の形に似ているところからきているという。
この語源説ほんとかなぁ?
ちょっぴり風情が削がれるなぁ。
あの瑞々しい緑が黄色く赤く、そして橙色に~やがて巡り来る春にはまた・・・。
自然が申し送りしてくる季節の移ろい、そして一年の早いこと!
赤いこもれびの下で考えさせられる。
画像

アマガサキ

角田美代子とかいう女の周辺から、死臭が漂ってくるような事件が次々に浮き彫りにされつつある。こんな恐ろしい女がいたのだ。
その舞台は尼崎。
あのJR福知山線の脱線事故も尼崎だった。
この駅はJR各線が乗り入れる一つの基点にもなっているようだ。
「信号故障のため、ただいま尼崎駅で・・・」
「○○駅で人身事故が発生し、ただいま尼崎駅で・・・」
等々、JR西日本が得意とする遅延放送に必ずといっていいほど尼崎が登場する。
さらに~、
わが明石家の流れを考えるとき、同時代を生きたある一人の女性を絶対はずすことは出来ないのだが、彼女は今尼崎に住んでいる。
ある女性とJR西日本。
今朝もラブホテルの経営者が逮捕されたというニュース。尼崎のホテルだった。
私の中の「アマガサキ」、イメージは回復できるのだろうか。
画像
今朝の玄関前。紅葉が真っ赤に燃えている。

再開します

メンテナンスのため先月末からブログがストップしていました。
どうやら再開のメドがたったようです。

10月末からこの間いろいろありましたが、なんといっても「猫目恒例バーベキュー」は楽しい限りでした。
「今日はおられますか?黒豆を収穫しましたのでお持ちします」~丹波の奥山に居を構える三浦さんからの電話。
バーベキューには声をかけると約束していたのですが、ニューヨークだフィンランドだと仕事で忙しく飛び回っている様子だったのでその電話にはびっくり。
「どうぞおいで下さい。」
彼は趣味で畑をやっているのですが、なかなか本格的。これからレギュラーになってもらって新鮮食材を大いに持ち込んでもらいましょう。
吹田からはレギュラー組、趣味のお医者さん、新進作家や民生委員だった仲間、自治会長仲間ご夫妻、電車女?さんと彼氏やわが高校の後輩一家、いつもの松本さんと愛ちゃんの母姉・・・といった面々。
やっぱり日没を通りすぎ、深まり逝く夜のとば口まで語り合う集いとなりました。
みなさんほんとにありがとう!
画像

楽しき哉、同窓会

画像
高校の同窓会が東京・永田町にあるレストラン・上海大飯店で行われ、参加してきた。
今年も3クラス合同、学年全体の集いにしようと幹事が頑張って60人弱が顔を揃えた。男子校だったので少々彩りには欠けるが、古希爺がこれだけ集まるとそれなりに迫力がある。
バリバリの現役もいたり、孫の話に目を細める隠居もいたりだが、肩書き抜きで「おい、キミは~」「○○クン」や渾名で呼び合えるのはここしかない。
関西からの参加は我一人というので、最後に挨拶を強要?されたのはいいが、来年も同じレストランでやることになり「三田の肉を食べたい」と声があがり、半分持ち込みを約束させられてしまった。
印象深かったのは「乾杯」。
発声を担当した佐藤正宏クンは長年天皇陛下の侍従を勤めた男で、小生とは中学からずっと同じクラスだった。
彼が陛下のお供でバルト3国を訪れた際の晩餐会で、リトアニア大統領が発した「乾杯」の現地語を紹介、その言葉で乾杯することになった。
「ではご唱和ください」
「テレビセックス!」

タンニン、堪忍

柿がたわわに実をつけ、色づきはじめています。
渋柿ですが甘くなります。
実の中にタネが生まれ、そのタネが成長するまでは渋いのです。虫や鳥に食べられないように、防御の渋を出しているらしい。この渋ってタンニンというやつですね。栗の渋皮と同じやつ。
タネが完成すると実は甘くなって鳥などを誘惑し、食べてもらってタネを運ばせ撒き散らしてもらうんですね。
スゴイ作戦!
さぁて収穫してそのまま焼酎につけるか、皮を剥いて吊るすか~。いずれにしてもアセトアルデヒトを発生させて渋を抜くわけです。
なんだか専門的。渋~い。
思えば今年は二大渋ちゃん、「栗&柿」の当たり年です。
画像

美しいものには~。

家から500mぐらいのところに自称遊びスペース「猫目工房」があります。
工房と言っても20年ほど前に据えつけた小さなプレハブ小屋があり、そこに工作器材などを持ち込み、石膏型をおこしFRPなどを流し込んでいろいろ作ったりしたものです。
合間をぬって吹田から通ったりしたものですが、掃除が行き届かずこの数年ほとんど放置状態でした。
250坪ほどの広さがあり、一人で立ち向かうには些かもてあますということもありましたが、近くに住むようになり、足腰平穏なうちにやっておかねばと一念発起、気候もOK、今週はじめから整理整頓にとりかかることにしました。
いやはやジャングル状態。
まず焚き火コーナーを整備し、木は燃やしながら伐採・剪定、もちろん草刈機も出番です。
2~3mくらいに成長した松が約20本、これは簡単に処置できるのですが問題は数十本のピラカンサ。
トゲがハンパではありません。
切り倒したはいいが、その後の処理にトゲが邪魔してくる。たわわに赤い実をつけた姿は美しくもあるのですが、その実があちこちで発芽してどんどん増えるのです。
「ピラカンサ」を調べたら、ギリシャ語でピルとアカンサから成り立っていて「ピル」が「火」、「アカンサ」は「トゲ」をさしているんだそうです。中国語でも「火棘」と書いています。
ピラカンサの棘が刺さるとほんとに痛い!
つまり「目から火が出るほど痛い、トゲのある木」なんですね。
バラ科だというのもわかります。
今日は雨で作業は午前中で打ち切りとなりましたが、整備の目安が少しずつ見えたきました。
写真はプレハブ小屋の入り口、ここで出迎えてくれるのは「グミ」。
今も甘酸っぱい小さな実をたくさんつけていますが、この木も「トゲ」に注意が必要です。
かわいい実に免じ、軽く剪定して残すことにしました。
画像

地面を縛る?

庭の雑草は一気に草刈機で~といきたいところだが、石組みなど入り組んだスペースも多く、ビロードのような苔が覆っていたりして面倒でも手刈りエリアが多くなる。
さらに、這いつくばって草刈マサオ状態でいると、山椒や紫蘇をはじめいろんな苗が育っているのを発見し、愛おしくなって摘み取らずに置くということになる。
そんな中、裏庭の一角で発見したかわいい葉っぱが、細いツルを伸ばしてどんどん仲間を増やし集落を形成した。
人気のワイヤープランツに似ている。
調べてみると「ジシバリ」という。地面を縛るように生えることからこの名がついたらしい。
見事な群生。これでは他の雑草が入り込む余地もないほどだ。
どこまで進出するのか、当分放置してみよう。
画像

そんな季節

久しぶりに庭に集まってバーベキューをやりました。
心地よい秋の微風、香り・・・。
新たな参会者も含めて15名、仲間との楽しい会話もはずんで最終の「さよなら」を交わしたのは夜10時ごろ。
当方も気分よすぎて飲みすぎ?
ワケのわからぬ状況でのお開きとなりました。
みなさんサンキュー!
次回は11月3日と決めました。
その時期はきっと紅葉が最高だと思います。
画像

秋本番?

台風が通り過ぎ、庭は木の枝や葉っぱが散乱、掃除せねばと思いつつなかなか体がついていきません。
台風一過で晴れてくれれば焚き火といきたいところですが、地面がびちゃびちゃ、霧雨も落ちてきます。
でも一気に涼しくなりました。
昨日家内に後押しされ衣替えしてよかった。長袖が入用な気温になりました。
秋本番?
庭の主役は萩。紅葉の色づきはもう少し先になりそうです。
画像

お彼岸の旅

母の13回忌墓参にわが兄弟6人が集結するのを機に、皆でゆっくり温泉にでも行こうかということになりました。
父母の眠る墓は川崎市北部にある緑ヶ丘霊園。
その近くで適当な温泉宿があれば~と選択は現地に詳しい弟妹に任せました。
向かったのは厚木の飯山温泉。
市街地を走ってあっという間に着いてしまったので、「ここに温泉があるの?」という印象でしたが、宿の門をくぐってびっくり!広大な敷地にワビサビの効いた、しっとりとした佇まい、渓流沿いに広がる老舗旅館の風趣!中の設えも気配りのある落ち着いた造りなのです。
都心部から小一時間、これぞ穴場っという感じです。
露天風呂の湯滝に打たれ、岩風呂に足を伸ばした後の会席料理もバツグン!
鮎など旬の食材もワサビが効いていて、大いに舌鼓をうちました。
6人兄弟が揃って元気でいられることにしみじみ感謝する~ちょっぴり贅沢な旅となりました。
画像
画像
画像

ヒトはいないの?

最近見るとムカムカするので、その顔が現われたらチャンネルを切り替えるというニュースがあります。
大津の某中学の校長と、川西の某高校の校長さんです。
もはや教育者というだけではなく、人間としての顔さえ見えてこないのです。猿よりひどい。
考えていること、やっていることが「人」としてどうなのか、恥ずかしくないのか、私には到底理解できません。
教育委員会のいい加減さも明るみに出て、そのヒドさに輪をかけたようです。
もちろん「いじめ」の問題は簡単なことではないかもしれませんが、その当事者トップの人間があまりに無責任でヒドすぎると思うのです。
「人はいないのですか?」
今の政治の世界にも「人」がいない。
代表だか総裁だか選ぶ選挙があるという噂ですが、並んだ顔に「人」が感じられません。
狡猾ににょろにょろ動き回る”ヘビ人間”しかいないのでしょうか?
わが庭に出現したヘビは鳥の餌食として役にたったようですが。
画像